10月25日、高樹沙耶容疑者(53)が、大麻所持の疑いで厚生労働省の麻薬取締部に現行犯逮捕されたことが判明した。
沖縄県石垣市(移住先)の自宅で大麻を隠し持っていたという事だが、本人は否認している。「自分のものではない。」と。
今年7月の参院選で医療用大麻の合法化を訴え、新党改革から東京選挙区で立候補した。その結果、落選した。
参院選の出馬会見では医療用大麻の合法化を公約に挙げていた。海外では、多くの国が認めている中で、日本は麻薬という括りで違法となり、研究が進まないのが実情とのことだそうである。
持論を展開という表現で、マスコミには取り上げられている。見方によっては『自分勝手な言い分』としかとらえられないかも知れない。
日本では違法であることは間違いない事実なので、素晴らしさを訴えるのは良いが、隠れて所持しているというのは誰がみてもアウト判定であろう。
多分、日本人も外国では少し位、吸ったことのある人はいるかと思うが・・。
聞くところによると、普通に販売されているタバコより害がないらしい。健康な人が摂取すると気持ちがよいのかどうか、どのような感覚なのかさっぱりわからないがいくら誘われても頑なに断るしか方法は無いように思う。
大麻は、認知症の予防やがんやリウマチに効果があるという海外の研究結果があるそうだが、これが本当なら、何故日本では違法となるのだろうか?
大麻中毒による症状とは・・・
症状として、まずあげられるのが、感覚が過敏になる。大麻を摂取すると、五感に異常が起こり、いつもより感覚が鋭くなったような錯覚になるといわれていて、その状態は独特の心地好さやリラックス感があり、体もほぐれたような気分になると考えられているため常用者は悪いことをしているという気持ちが皆無である。
しかし、この状態はただやる気がなくなったり、物事がどうでもよくなるなどの投げやりな気分になっているに過ぎないと考えられている。
情緒不安や集中力・忍耐力の低下や自発性のなさなど。悪化しだすと幻覚や妄想の引き金となり、常に朦朧とした意識状態に陥ったり、うつや偏執病的症状があらわれるようになるということである。
調べてみると中毒になると、とんでもないことになる・・・それこそ自滅の人生となり、やがては国が滅び行くというハメに陥ることも充分考えられる。
可能性から考えると、国は当然違法という扱いにするだろう。やはりメリットがあるなら法整備が必要である。