この度の鳥取県を襲った地震で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。 1日も早い復興をお祈り申し上げます。笑顔を早く取り戻されることを希います。

鳥取県中部で震度6弱を観測して1日が経ち、被害の状況が明らかになる中、被災地ではやはり、課題も出てきています。

一夜があけた鳥取・倉吉市市内の観光名所である、「白壁土蔵群」は無残な姿をさらしていて、鳥取県内では地震後、約3000人もの人が避難所でとても不安な夜を明かしています。

 

避難者の話によると、「家だと怖いので、ここの方が寝ることができます。何時間かはちょっとゆっくり休みました。」

まだ断水の続いているところがあり、朝から水を求める長い列が出来ています。そして市役所には、ブルーシートを求める人が行列をつくっていました。

ブルーシートを受け取りに来た人は「屋根の瓦が落ちてしまって、雨が降ると大変だなと思って」とのことです。

住宅の被害は200棟以上で、配られたブルーシートは殆どが屋根の応急処置に使われます。また、ブルーシートを扱うホームセンターも、被災しながらの営業です。ブルーシートは本当に必需品です。

ブルーシートを自分で取り付けることが出来る人は良いですが、専門業者はあちこちから依頼があって中々回って来ないというのが実情のようです。

想像通り、農業被害も判明してきました。

自然相手なら仕方が無いと・・・諦めの様子。
こうした中、被災者への支援の動きが広がっていて、ボランティア受付の準備、また、家屋倒壊の調査も始まってきています。

身体に感じる揺れは150回以上。これから震度6以上の地震が来る可能性もあるので、安心して休めない日々が続きそうです。

この頃、地震に限らず大きな自然災害が頻繁に起こりすぎのように感じます。

いつ、どこで、何が起こるかわかりません。訓練は本当に必要ですね。

起きた後の支援、色々なデータはあるでしょうが、不測の事態が常だと思ったほうが良いでしょう。

不測の事態・・・本当にとんでもないことが起こりうる!『何でこうなるの?』と、突っ込みたくなる・・・何で自分だけこんな目に遇うのか?

イヤですよね~。 日本で被災された方々は、報道されている中で多くは『起こってしまったものは仕方が無い。自然災害だから怒りの矛先をどこへ向けたらよいのかわからない。だけど、現実を受け止めて前を向いて生きるしかない。』とのコメントを発言していらっしゃるようです。

地方自治体の勉強不足・取り組みが甘いということもあるでしょうが・・。祖先から受け継いできた英知を結集して乗り越えるしかないですね。対処方法はこれから益々向上することを願っています。